プリン体=ブリュンヒルド=イカル=ホッパ=ド=ペ=タペタ


 で、式がバラバラ殺人的に殺した相手、というのがコレ。プリン体ブリュンヒルドイカル=ホッパ=ド=ペ=タペタ。通称アルクウェイドです(月姫信者からは『猫アルク』という愛称で親しまれているようです)。これが殺したはずなのに、式が次の日の朝、何食わぬ厚顔無恥的な態度で登校していると、通学路のガードレールの上に座って手を振っているのです!ボクは…あまりの非論理性に……くそ!!それでも、彼女の無垢な笑顔に…ひとめぼれしてしまったんです(彼女の『笑顔』の表現は実に独創的で、口から生えた先細りの突起物をですね、自身の眼に突っ込むんです!)。鍵信者として……ゲーティア的ニンフェット神に…恥ずかしい…うぐぅ!!
 ちなみに、ふきだしに書いてある内容は『月』の公用語で「私を殺した責任……取ってもらうんだから」です(といっても、信者達が勝手にそう解釈しているふしもあるんですけど……)。これは名言ですよね。ぶっちゃけあり得ない!彼女は、まぁ見てわかるように人間じゃあありません。月から降りてきた吸血鬼です。これが月姫っていう題名の意味なんですよね。竹取物語をモチーフにするなんて…さすがタイプムーン!侮れません!
 彼女は真祖の姫君と言われていて、21使徒(これを説明するのはちょっと…抽象的な存在ですから…なんとも…)の中でも最強、まぁつまりセカイで一番強い。ちなみに頭に付いてるのはリボンじゃなくて、ネコミミ型の触手だったりします。堤燈アンコウを想像してみてください。ああいう風にネコミミに釣られた人間を、ほら下腹部の黒い穴が見えますか?あれが子宮です。性器です。あそこに吸い込んでしまうわけなんです!
 彼女の子宮はただ吸い込むだけではなく…取り出すこともできるんです!なんと彼女は666匹の魔獣(レッドドラゴンやら…ケルベロスやら…コカトリスやら…神話的な凶悪な奴です!)を性器の中に飼っていて……ああ!!右手に鉤爪、左手にドリル。口に付いている先細りの突起物は人間の血を吸う……とにかく、すごい、強い!体表は本来ならば見目美しい少女のモノなんですけど、式に殺されて抽象的な力が足りなくなってしまって、ま、今はこういう姿なんです。ほら、筋繊維が見えるでしょう?なんとも人間離れした筋繊維だなぁ。特に腕が。エロティックな身姿ですよ。
 彼女が何故、月から降りてきたのかというと、それは21使徒を、まぁ化け物を21人ほど吸収するためなんです。ターンエーガンダムのディアナ=ソレルみたいな感じと思ってもらえればわかりやすいと思います!動機は同じようなもんです。
 まぁ、それだけ強い彼女ですが、分割された体を修復するのに時間がかかる。その間、彼女を守るのが式の役目というわけです。当然のごとく恋に落ちる二人。アルクウェイドは「…イフ……イフ……ッペ」という月の公用語を使って、自身の悲哀を語るわけです。意味は「でもifって素敵な言葉よね。」らしいですよ!(これもまぁ解読に時間がかかったみたいですね。月姫読本に部分翻訳が載らなかったら暴動が起こってましたよ!)まぁ、それで21使徒の21人が襲ってきて、式は何の役にも立たずに、アルクウェイドが鎖的位相空間的抽象的力(通称アンリミテッドブレードワークス!)で撃退するというわけです。
 それからまぁ、とりあえず二人は1ヶ月位性行為をして、結ばれたと。うん。今思い出すだけで…涙が……あッ…でてきま……うう…う。うぐぅ