型式番号XM-01デナン=ゾン コードネーム『翡翠』  


 もう!ボクは……!!こういう無表情なキャラクターに弱いんですよねッッ……ッ!!!タイプムーンも罪なことをしてくれたものです!無表情+メイドロボだなんて!!!卑怯ですよ!こんなの!
 型式番号XM-01デナン=ゾン コードネーム『翡翠』は、両義家に雇われたメイドロボです。全長85メパリ(は?わかりやすく単位を説明してくださいって?は?いつまでも教えてあげると思っているんですか?は?あなたみたいな人のことを『教えて君』っていうんですよ!たまには自分で調べてくださいっ!!ふん!!)。総重量は100ピルマ。ほら、頭部にカチューシャ型のジャマ―が付いてるじゃないですか。これが特徴的なんですよね。
 ふきだしの言葉「事実と……相違する……」はオタク中で流行になったくらい萌える名言なんですよ!とにかく、彼女は恥ずかしがり屋で必要最低限の会話しかしない。いや、できない。プログラミングされてないんですよね。これ以外の言葉は。その上、体に、機体に触ると羞恥のあまり熱暴走のあげくメルトダウンして周辺1kmを焦土と化してしまうという萌え機能を完備!
 ボクの理想の女性です!まったく性器の臭いはさせないし、誰も触れないし、妊娠しないし、初潮はまだ来てないし、ボクを肉的な迫害から守ってくれますもの。ゲーティア的ニンフェット神です!!
 こんな女性に毎朝起こされるなんて……式の野郎、毎朝暴発しちゃう、もしくはさせちゃうんじゃないかな?(木亥 火暴)もちろん二重の意味でね。
 この子で泣いたシーンは、やっぱり人類決戦存在との闘いですよね。まぁ、なんかよくわからない巫女型の浮遊物が襲ってきて、それに対抗する翡翠
 そこで翡翠はガウォーク形態で巫女に突進しながら式に向かってこう叫ぶんです。
 「ボクのことを、愛さないで欲しい。ボクはもうすぐこのセカイから消えてしまうから……」
 ってね。そこで初めて、式は知るわけです。『翡翠はしゃべることができた』ということをね。
 もう涙も枯れ果てていましたよね……この言葉を聞いたときは……