ふう。

 ああ、もういいもういいもういいもういい。
わかった。2日かけて考えつづけて全部わかっちゃった。無理なんだね。今のままじゃあ。無理でしょう。
 先日、先輩方と友人とで飲みをしたんですけど、友人から「君とS君が頭良さそうに話しているのを見ていると、殴り付けたくなる」と、言われ、じゃあ全世界の大学生全員そうだよ!全員殴ってまわれよ!と拗ねたけど、実は全然違う話だと、その後すぐにわかった。わかったような気がした。彼が言ってた苛立ちっていうのは、「頭の良い」っていうオブラートに包まれていただけで、それはオタクに対する言葉じゃなかったんだろうかって思った。もしそうなら、たぶんここを見ているだろう君は健全な一般人だよ。安心してもいい。その嫌悪感は当然だ。その指摘も正しい。あの時はただただ平謝りしただけだったけど、その実そういうことだと思う。僕は君に対して悪意を持ったことは無いけど、あれだけ怒らせてしまったということはやっぱり悪意に見えてしまう部分、一般的に見て気持ち悪い部分があるんだと思う。その点にはとても僕は自覚的だけど、無意識の部分でオタクだからどこに気持ち悪さがあるのかすぐにはよくわからなかった。すぐに謝ったけど、ここでも謝っておくよ。ごめんなさい。
 おそらくあの時、僕が先輩と一緒に作品を10分くらい貶すのを見て「なら、おまえ作れよ」って思ったんだと思う。あの場でなんとなくそういう空気を感じてました。その意見も正しい。その不快感も正しい。隣りに座ってた先輩も同じことを思って黙って座ってたんだと思います。でも、ついつい、久しぶりに会った先輩と話すのがおもしろすぎて盛り上がってしまったんです。というか、会話のテンポが存外に合ってしまう。あの後も、その先輩の家で12時間くらい話し続けちゃったんですけど、本当にごめん。映画ついていけなくて。でも、会話が途切れなかったんだもの。本当に、あれは悪意はないよ。というか、何もかも友人に悪意を持ったことはない。ほとんど。というか、悪意があったら出しちゃう。馬鹿だから。ほら、一緒に映画観に行った時みたいにね。「これ反戦映画として扱われててつまんない」ってボロ出しだったじゃない。随分と単純だから。あれこそ悪意だよ。映画館側への。でも君への悪意でも無かった。そこをわかってほしい。映画館の外に、イラク支援の募金箱がちゃっかり備え付けられてて、一万円冊がわらわら20枚くらい入ってるの見て、気持ち悪くなっちゃっただけ。気味悪くなっちゃっただけ。
 僕の尊敬するお笑いが好きな先輩が、たまに僕を堵殺場に連れて行かれる際の豚を見る蔑みの目で確かに見ていることがあります。それは大抵、僕の卑屈さとかつまらなさに向けられたもので、それが僕のオタク部分の性質っていうのはわかっているんです。先輩はやさしいから、それを言わないけど。
 結局あの場面で切れてしまったのは、僕が昔描いたつまらない漫画のネームの話になったからです。だってあれ本当につまんねぇもん。僕は好きだけど。それを先輩が無理して「おもしろかったよ」って言うの見て、やりきれなかった。
 ごめんなさい。もう卑屈になるのやめます。あれを基準にこの先ずっと僕を見られるのが我慢なんないです。自分に腹立ちます。漫画描きます。次はもっとおもしろいものを。先輩みたいに、胸張って、みんなに見せられるものを。オタクを止めることはできないだろうけど、それの出す臭気は一種の生きにくさだろうからなるべく改善していこうとも思います。頑張ります。ネタをここに書くのも止めます。たぶん、あれって僕の表現欲を確実に削ってるんだろうから。普通に日記書きます。

 それでオタクの持つ気持ち悪さが見えなくなった時、たぶん、女の子もアンテナに追加してくれるんだと思う。でしょ?そうなんでしょ?じゃあ頑張りますよ!僕は!あ〜、なんかすっきりしたな。晴れ晴れとした気分ですよ。2日間悩みに悩んだら変な風に開き直った。よかった。僕、開き直るのだけが取り得なんですよね。

 じゃあ、ちょうどいいからこの段階で禁止ワードを設定しましょうか。ほら、あるじゃないですか、ゆうゆうはくしょとかで、あいうえおが消えていくゲーム。ああいう風にしたら、臭気が消えるというかね。そういうこと。
まずは

とりあえずこんなとこですかね。うん。あと何かを貶すのも止めます。だって僕、今市場に出回っているものよりおもしろいもの作れないし、実は批判のできない完璧な作品なんてどこにも存在しないもん。うん。凄い合理的な考えだな。合理的だと思います。あ、合理的って禁止ワード?

アウトバーン

 ………………なんや。この散々たる事態は。しばらく更新せんかったんはな、別に更新するネタが無いとかそういうんじゃなくって、小説を読んだりテキストサイトの人達の文章を見るにつけ自分自身の陳腐さに絶望していたとかそういうことじゃなくて、多少、現実が忙しかったからなわけやが…。
 なんで女の子からアンテナが一つも張られないんですか?
関西弁で少しロックに言及してみたのに…なんで女の子からアンテナが張られないんや!あ?10日くらい毎日どこからアンテナが張られていたのか舐めまわすように監視してたのに、アンテナに追加してるのは男ばかりというのはどういうことなんや。あ?なんでそこらかしこの掲示板やらチャットでこのブログが晒されているんですか?あ?これ以上、何が。何がいるっていうんですか?
……やっぱり、一般向けの作品に対して、ええと、サブカル?ああ、サブカル。あ。サブカル。ね。そうそう。そういう方向に向かわんとあかん。
 今までアンテナを張ってくれていた人は、アンテナを外した方が身の為だと思う。今すぐに。今すぐに外してみせろ!これからこのブログは更に一般的なことに言及していく心づもりなんや。女性は新しく生まれ変わったこのブログを閲覧し、第一に喜悦に顔を歪ませ、第二に手で顔面を覆い、第三に指の隙間から痴女の様で覗き見し、最後にはあまりの羞恥心にブラウザを……閉じる。そのような題材を選ぶ。男性は閲覧した途端に舌打ちし、すぐにアンテナを外すと思う。だから、先に忠告しておくんや。今すぐにアンテナから外したほうがええで。最終的にはこのブログにアンテナを張ってくれる人の実に80%は女の子になりかわる。そういう容赦の無さが、俺には足りへんかったんかもしれんな…俺は……かくて総ての確執を経て、総ての蟻塚の上に立つ!
 

ニルヴァーナ

 チェケラ!チェケラ!ひゃひゃひゃ!チェケラ!チェケラ!ひゃひゃひゃ!yo!men!ヨウ!メン!ひけけけ!ヒーメン!!今日も今日とてセックスまみれ!今日も今日とて蠕動しきり!今日も今日とてビバ☆ロック!男性間肛門性愛を殊更に好む心理学的肛門期に発達障害を起こした自己色情的婦女のありあまる性的倒錯によりありていに言えば『肺病やみの殺人鬼』としか形容しようのない吐血を得意とする維新志士の如く致命的に聖化され、女の子のありとあらゆる膜から希求される実存であるところの山田でっせ!!
 ま、なんでこんなにテンションが高いかって言うとな、昨日、合コン行ったからやな。うん。サーフィンに行った帰りに。昨日の波は難易度高かったなぁ。もうほとんどギルティギアイグゼクス青シャープリローデッドにおけるソルの画面端でされるダストループ的な、死を免れることが不可避の高さだったしな。台風の影響か?まぁ、そんな中でもサーフィンをするのがロッカーってもんやしな。乗ったよ。波に。セカイに。はっきり言って難易度としては、「月華の剣士2で守矢のする人間の反射速度を超克した凶悪n択を回避する」ぐらいの高難易度やったなぁ。まぁ、その波をな、斬鉄のJAC同時押しによる永久コンボの不条理さでもってして、物理的に不可能な角度で抉ってやったんや!くぅぅ〜〜!見せかたったなぁ、あん時の俺の人間であることを捨てた身姿!ひゃひゃ。おっと話がずれたな。合コンやったな。
 合コンはな、面子としては男2人、女2人で行ったんやな。男は、まぁ、格ゲー仲間やな。年齢やら職業やら果ては正確な名前を尋ねるないことがその擬似格闘的虚構への社会的保身をおざなりにした過剰な没入が齎す社会的劣位により暗黙の了解とされ、その使用キャラ、戦法、戦略、コンボ、理論、ダイアグラムを持ってして個人の自己同一性の統一が図られるという病的な闘争的階層社会の同志達やな。せやから、俺は奴の何も知りへんのや。仮に友人の名前をケンと想定しよう。こいつはすげぇぜぇ?…なんせ、敵の小足を見てから昇竜出せるさかいな!!「そんなことできたらゲームが成り立たんがな!」やて?そうやな。そうなるともう神…やな。でもできてしまうんや。これが。こいつは。サーフィンもするし。 女どもの方はな、なんやっけか……メルティ…セックス?に「シキサマ〜!」とか叫びながら野獣の様で群がってたらしい。「けったいな連中やなぁ何言うとるかわからへんわ」て思うたけど、まぁ受胎に影響はないやろと判断したわけやな俺は。持ちキャラが眼鏡かけとるっつうことしかわからんけどな、ただ、その有様があんまりにもけったいやってもんで。ここでそいつらの様子を笑ったろうちゅう魂胆なんや。んで、以下が合コンの様子ってわけや。途中からやけどな。なんかメンドイし。
 
「(かけている眼鏡を中指であげながら)そういえばぁ、皆さんはどういう音楽聞きますかぁ?私はぁ、中島美嘉なんですけどぉ。キャ!言っちゃた言っちゃった!私って変な娘かなぁ!かなぁ?でも好きなんだもん!仕方ないよね!」 
「(不愉快そうに目を細めて誰にも聴こえないほどの小声で)……狂ったふりの上手いだけのフェイクか…低脳なお前にはお似合いだよ。けけっ(唐突に声を大きくして脳言語野の先天的疾患を思わせる笑顔で)にゃう〜!!!それって、衝撃〜!マコピン、わたしもしゅきだよ〜!あたし達ぃラブラブだねぇ!ずっと一緒にいようね!ずっと友達でいようね!マコピンは本当にいい音楽好きだよね!いいセンスしてるよね!」
「ありがとぉルリルリ!ずっと友達でいてね!(わざとらしく飛びついてみせる)ところでケンさんはぁどんな音楽をき」
「メタリウムサイィィィンン!!(待ってましたとばかりに遮って、両手に握りこぶしを作り人差し指と小指を立たせ頭上に掲げて)」
「え………?(一同、突然の挙動不審に驚く)」
「(全身を小動物がするようにぶるぶる震わせながら)メタルでしょうね。へヴィメタルです。へヴィメタルが最強の音楽に決まってるでしょ!一番強いんです。本当に馬鹿だなぁあんたらは!いじましい国産の音楽の何処に惹かれるっていうのさ?ふん!全然遅漏みたいじゃないですか。ぼ、僕はああいう遅い音楽を聴いても全然、全然エレクトしないんだよね!エレクトしないんです!あ!(一端うつむいて見せて間)…も、もちろん精神的な話ですよ…エレクトッてのは。遅漏なんて全然かっこ悪いよ!あんなの!だって邦楽でしょ!日本で音楽と呼べるものなんて…せ、せ、せ、セックスマシンガンズとXと筋少スピッツぐらいじゃないですかぁ!?はは!はは!脳味噌にまで遅漏が進行したうすら笑いのド白痴らめが!」
「(突然の発狂にギョッとして)お、おい……?ど、どうしたんや?おまえ?大丈夫か?」
「(舌打ちして小さな声で独白)今度は童貞音楽か…ただ速けりゃいいだけの手前勝手の男根主義が…」
「(未知の恐怖に怯えきった子ウサギのように体を痙攣させながら)え、あの…その…え?え、エアロ…スミス?」
「(顔面神経症を手で隠しながら)ま!知らない人はそういうものをメタルとか勘違いしてるだろうね…!最近は深夜のメタル専門番組でもボンジョビやらをメタルって取り上げてるみたいだし。いいんじゃない。全然いいと思うよ。僕は寛容さだけは誰にも負けないと思っているからさ、認めてあげるよ。あれもメタルだって。はん!どうせキミら女は音楽を脳味噌で聞きゃしないんだしさ、子宮で聴くんだしさ!ボンジョビとかああいう一方的な投影しか許さないようなお子様向けの低俗なものでも聞いて、外国人のちんぽにでも頬擦りすればいいさ!ピーチクパーチク囀るだけにしか脳を使えない思考停止のつんぼどもにメタルの神聖な様式美がわかるはずないでしょ!あのキラキラ疾走が理解できるはずないしさ!いつだって真善美は理解しにくい形をしているんだからね。(徐々に尻すぼみになる)速いって、全然かっこいいよ。……全然最強だよ。最強の音楽だよね。遅漏めっ。遅漏どもめっ……」
「(ようやく落ち着きを取り戻し)おい、いいかげんにしとけよ、ちょっと酒の周りが早いんちゃうか?」
「(突然癇癪を起こして)早いって言うなよ!!!!!!早いって言うな!ハイハイ!みんな僕のことをそ、そ、そ、そ、早漏って呼べばいいよ!呼べばいいさ!それでアイアンメイデンのパワースレイヴが名盤でなくなるわけじゃないしね…スレイヤーの狂気のギターソロが消えるわけじゃないしね!第一何が悪い!何が悪いのさ!そ、そ、早漏の何が悪いのさ!!」
「(絶句して)はぁ?」
「(失言に気付き、泣き出して)早漏って言った?ね?今、早漏って言ったよね!早漏って言った!!ね?ね?」
「(堪えきれず腹を抱えながら)……っぷ。くくっっ!!……」
「(開き直って)笑うな!笑うなよ!早漏って、早いって全然かっこいいだろ!手塚治みたいにすぐに子作りできるでしょ!(自分に言い聞かせるように小声で)……全然かっこいいんだ!疾走するんだ……最強なんだ……(徐々に尻すぼみになる)」
「(困惑しながら)…ちょ、ちょっとルリルリ、笑うのは失礼じゃ……」
「(しばらく笑った後、あからさまな悪意の表情で)ああ、ひょっとしてあれですかぁ?私、見ました。前ぇ偶然、インターネットでぇ晒されてた動画があったんですけどぉ、それがすごいおもしろいの。音楽のぉプロモみたいなんですけどぉ、みぃんな鎧着て斧持ってるの。楽器持ってないの。それでね、その鎧着て斧持った筋肉質なコスプレ5人組が野獣みたいな咆哮をあげながら、草むらと森をただただひたすら駆けている様がぁ延々と流されるんですよぉ。途中から何故かとびきりの笑顔で仲良く薪割りし始めちゃうし。私、何か目の前に広がった異常な映像に哲学的ないしは宗教的な気高い崇高な意味があるのかと思ってぇ…今も、何回も何回も脳内で反芻しちゃった!!ッけけ!!…あれってメタルですよね?早かったし。みんな早漏みたいな頭悪そうな獣みたいな動きしてたし…あんま笑わせないでくださいよぉ…っくくッッ!」
「腐れバトルメタルがぁッ!!!気狂いヴァイキングメタルがぁぁぁッ!!(突然立ち上がり)メタルの様式美とキラドコ疾走を、誰があんなリアリティを度外視した『低予算で作られた似非指輪物語をモチーフとしたコスプレ物のVシネマ』としか表現できねぇような陳腐な映像で汚せって言ったぁ!!!!!(ガラス製の灰皿を眼鏡をかけた女の顔面に投げつける。鮮血に染まる店内)ゴミクズがぁぁ!ゴミクソがぁぁぁッ!!蛆糞めがぁぁ!!!」
「おわっ!ちょ、何するんや!ケン!(顔面蒼白であわてて)ひっ!ひっ!いひぃ!!血塗れや!血塗れやぞ!人間噴水やぜ…こいつぁ!!」
「(血で濡れた髪をべったりと頬に張り付かせ、生気の篭らない声で)自我に内面化できぬものを殊更に虚偽と認識し、そのつまらなさが自身のエスのつまらなさであることに無意識裏では自覚的。………過剰投影依存…憎悪対象の投影による転移。それを認めてしまわぬ為に、逃避するようにさらなる激憤に身を委ねる(頭から流れた血が目に伝い、血か涙かわからぬものを目から流す)」
「(興奮した様子で)きゃは。やだぁ、マコピン。貴方の糞頭悪いテンション高いだけの脳味噌付近からでる酸素濃度が異常値を示す血液を垂れ流すのは、店側にとってありていに言って糞迷惑以外の何物でもないのよ?あなたって、前々から気に食わなかったのよね。志貴様への崇拝の仕方、間違ってるし。眼鏡かけてるからって、志貴様に似てるからって調子に乗らないで貰えるかしらぁ。けけけッ。なぁにが中島美嘉じゃあ、ボケェ。こんの小市民のアメリカナイズされた似非日本人がっ。座禅ボーイズやら、銀杏ボーイズやら、ナンバガやら、くるりやら、レイ・ハラカミやら、中村一義やら、ようやく日本の文化と呼べる位置にあるまっとうな音楽を聴いてから日本語吐けや。あ〜あかん、臭せぇ。鼻ひん曲がりそうやわぁ。へヴィメタルの演歌じみたメロディラインよりも臭いんちゃうか?けけっ!脳味噌まで俗悪メディアの影響で膿んどるやつは、血液まで臭いんやな。ええこと知ったわ、こりゃあ。けけけッ。」
「(信じられないといった表情で)ルリルリちゃん…きみは…」
「(あくびを噛み殺しながらビールジョッキを手にして)瑠璃子って呼べや。身の程を知れ、豚。お前はそこらにある軽薄なロックまがいが好きなんやろ。その薄らさぶいだけの関西弁でわかるわ。眼鏡かけてないし。チンポ以外に何も誇るモンのないアホなんやろ。顔文字使って、日本語まともにしゃべれんのやろ。今、アホみたいに血ィ垂れ流しとる雌豚と一緒や。一生友達やて?リストカットしながらか?出会い系登録しながら?知っとるんやぜ…貴方みたいな過酷なセカイと未成熟な自我との圧倒的な齟齬からくる致死的な絶望を、単純な自殺願望に取り違えるような浅薄な人間が欲しがっとるんは、恋人でも友人でもなくって自分を一方的に賛美する人間ってことは。肛門期、さらには口唇期の発達課題を乗り越えきれずに不完全なまま、幼稚なまま育った精神と爛熟だけした身体のギャップを補填してくれる、精薄の奴隷やろうが。賛美者を得る為にますます外装的に、ますます八方美人に、ますます外的自己と内的自己が遊離し、ますます被害妄想的に、ますます精神分裂気味になっていってるのに、気付いてますかぁ?きゃは。求めるが故に崩壊していく自我を、他人とか言う、そんな一時しのぎの、ありあわせの意味無いモンでつぎはぎしようと一生懸命なんですかぁ?そうやって、ある程度自覚的に悪循環に陥ってるのに友達なんてね恋人なんてね!けけッ!無理に決まってんじゃん!貴方みたいな精神病者は一生友達なんてできねぇよ!おまえはどんな価値もないよ。変われやしねぇよ。一度堕ちてしまえば。死んで?意味無いから貴方。しんじゃえ〜!!きゃは!死んじゃえ死んじゃえ〜!きゃは!(ビールジョッキを持ち上げ一気に飲み干す)」
「(握りつぶされたトマト、としか形容できないような頭をもたげながら)貴方が、しばしば迂闊なのは、言葉を信仰しすぎることです瑠璃子
「(瞳孔を収縮させながら向き直り)……ひっ!マコ様……い、生きて…」
「言葉が本質的に無力なのは、それはこのセカイに現出した時点で現実とは致命的に乖離しているからです。言葉はメタ化し、階層化することでしかその力を強固なものにすることができません。(ジョッキを持ち上げ、血と交じり合ったカシスハイに口を付ける)言葉とは最終的に、特異点の向こうに去っていくか、内側に縮潰していくことを宿命付けられた安普請に過ぎないのです」
「(うなだれて無表情で)…はい。軽率でした」
「言葉の造りだす階層化された虚構が、現実を少しも凌駕することのできなくなった貴方達の世代の悲劇はそれは同情すべきものでしょう。それでも、さきほどの貴方のような他人の嗜好を否定するような発言はいただけませんね」
「(うなだれて無表情で)…はい。軽率でした」
「(煙草に火を付けながら)広大なマスメディア網とのリンケージの下で、十万枚、百万枚のメガヒットを単位として形成される瞬間的で巨大なポップ音楽市場。本来的には、メイジャーで巨大なもの、つまりこの国で受け入れられ売れているようなものは総て、すべからく頭から全面的に疑って掛からねばならないのです。貴方は間違っていますよ。瑠璃子アドルノのする叙情的な「否定」の弁証法とは一応区別されるべきだとしても、むしろこれこそ、偉大なマイナー哲学の透視力というものでしょう。そして現代の日本人ほど、マジョリティ集団から逸脱してしまうことを恐れている人間達もいない―――言い切りすぎですか?従って、現在この国でロックとかポップスとか呼ばれている音楽に、日本社会の薄気味悪い共同性からの音のエクリチュールとしての「出口」を見出すことなど土台無理な話であり、むしろそこには「入口」としての音楽があるばかりなのです。そしてこれこそ、カラオケという日本製ジャンク・テクノロジーを通じて全世界に発信されている唯一の日本文化のエッセンスなのです。ロック、ロックと貴方は訳知り顔で声高に叫びますけど、その意味で日本にロックなどという幻想はありはしないのです。私がいつも言うように、日本はヨーロッパ貴族社会に劣等感を抱くような歴史的経緯を経ていませんから、カウンターカルチャーという反動を得る事ができませんでした。その意味で日本において真のロックとは存在し得ませんし、また求められてもいないのです。」
「(うなだれて無表情で)…はい。軽率でした」
「本当に軽率だと思っとんのかこんのエセ文化人が!!(悪鬼の表情で吸っている煙草を飲み込む)私が次のヤニ吸い終えるまでに100回、自らの罪を悔いてみせろ。同じ言葉は許さへんぞ。できへんかったら死刑や。即刻死刑。その死に様が物語として今後100世代分ほどセカイに流布するくらいのどきつい殺しかたしたるさかいな。気ぃいれて懺悔しろな。カカ!」
「(びくつききった強迫症で)ひぃ!ごめんなさいすいませんもうしわけありませんわたしがわるかった……」
「(延々と続く懺悔をバックミュージックに虚空を睨みつけ)もはやセカイにシドヴィシャスやらカートコバーンは求められとらん!いるんは適応する器用さと、女の色気や!借りもんの赤い靴は少し窮屈に決まってる!そんなに退屈が嫌いならな……そのことに早く気づけよ!!!!!」
「(土下座しながらもはや完全な無表情で)知性に不相応な感受性ばかりが肥大化する虚構に合わせて次々と強大化していくのがわかるのです。私の体を蝕む総ての言葉!!…あの地獄と共に忘れたはずの罪!封じたはずの魔!なのに――!」

街路灯の煉獄で〜my bloody valentine〜

妄想に撃ち抜かれる脆き日常

衝動を飼い殺しにして

この先どう生きるのかな?

朔ユキ蔵『少女、ギターを弾く』より〜

 オタクっつうのはな人間やないんや。オタクは勿論、少数民族とか被抑圧者なわけやが、一般的にそこにはちょっとネガティヴなイメージがある。世界は物質文化を軸に均一化に向かってきたわけやけど、もしそうしたオタク達までがその流れの中で均一化されてしまえば、逆に世界は終ってしまうんじゃないかとすら思う。そこに奴らという壁があって初めて俺たち一般人の姿が見えるわけやしな。まぁ、そういう意味で言えばな、神職者やとか、西欧奴隷やとか、そういった性的嗜好によって切り分けられ、均一化していくオタクっつうのはセカイを滅ぼす尖兵、リヴィングデッドというわけや。俺たち一般人が、愚弄し迫害し続けた罪と罰。オタクに擬似的に侵攻することで逆に侵攻されとるちゅうわけや。
 オタクはベトナム帰還兵となんら変わることがない、という言及がある。ベトナムでさんざっぱら殺戮に勤しんだ兵士達が、帰国後も戦場のトラウマで正常な生活を送れないのと同じで、ある世代におけるアメリカ人にとってのベトナム戦争と、俺達の世代におけるオタク文化という通過儀礼は、生き難さを植え付けられたという意味で同義、ということらしいんや。ま、んなわけないわな。そんな生易しいもんやないで、あの移動式地獄は……!リヴィンデッド言うたやろが!こんの田吾作が!!!!オタクの場合――その奇形的な生き難さが伝播してしまうんや。その意味で奴らはずっと戦場にいる。奴らほど死刑を好む民族はいまい。(ここらへんは俺はよう知らんのやが)ガンダムXを銃殺刑にし、ホワイトアルバムを絞首刑にし、YAWARAを断頭台に立たせ、こんどはひぐらしを堵殺する算段を立てはじめとる。オタクにとっての現代社会は、エンドレスワルツ―ひゃひゃ、終わりのない戦争に過ぎんのや。捕虜を容認せず、負傷者に止めを刺し、死肉を貪りあう闘争。人間やない故に、その虚構らしさがあたりまえになっとるんやな。おっと、これまた擬似エッセンシャルに言い切ってしまったな!!ひゃひゃひゃ!!!(白痴の様で哄笑)
 これからもオタクはさまざまな手管で以って一般に侵攻してくる。話題性という迷彩を施した、永遠の孤独という手流弾と、永遠の壁という塹壕を武器にな。一般はその鬼子の孤絶を理解できへんから怖い。対象に共感できへんとき、畏怖を感じたとき人は分析を始めるやろ。一般は畏怖を分析する。一般はフォーマットを作る。…そんで最後にはレプリカを偽造しちまうんや!人間は!

げんしけん電車男?は。何言ってんの?

 似非の壁を作ることで、その壁が後退したような、孤絶という毒の原液を薄めたような錯覚を得るかもしれへん。それはそれは快感やろうよ。やけどな!!(鬼の形相で)……どれだけ原液を他の溶液で薄めようとも……その初源は決して消え去ることないんや……!!!そう……むしろ実存のレベルでは壁は膨脹しとるわけやな……。なぁ…レプリカが新たな壁を作るやなんて、考えたことがあるか?孤絶の障壁を易々とすり抜けてみせて、オタクと同じ話題で、飼い犬に服従を要求する程度の気安さで話しかけることが、新しい壁を作りだすなんてことを……考えたこと、ありますかぁぁぁ?マイノリティを理解してみせて、自らの無辜を主張することに必死ですかぁぁぁ?手前ら似非オタクになりたがる一般人どもが始末に負えねえのは………その操作にある程度自覚的なことだ!!俺は今日もサーフィンをした。女の膣に射精した。オレンジレンジを聴いた。それがどういうことを意味するか…もう一度考えろや!!腐れチンポどもめが!!!
 あ!(何かを受信した気狂いアラブ人、といった様相で)おやおやぁ、どうにも今日は不愉快な感じになってしまったなぁ(^^;やだぁ、全然違うんや(^^)オレンジレンジ聴いて、今日も幸せに過ごしたさかいな!今日は一日中ちんぽまみれだったわけで(^^)ちょっと怒ったふりして構ってもらいたかっただけやないかぁ(核爆)サーフィンで倦み疲れてしまった反動っていうかな(笑)ホンマホンマ〜。ビバ☆ロック(爆笑)

世界をセカイで理解するボクらへ

 オタクはキモイから死んじまえ。もうマジ殊更にキモイよなぁ。あ、これは全部、個人的で、私的で、自分的な感情なんやけどな。ひゃひゃ。無責任って気持ちいい〜!!!!
 俺は今日、湘南の海にサーフィンに行ったんだけどさ、もうまさに華麗なカーンバックターンを決めて愉しんだわけなのよ。それはもうどのくらいの快楽かって言うと、スト3で昇竜スカッたケンにユリアンのエイジス即死連携をぶちこむくらいの快楽なわけやけどな。ほら、圧倒的な力で他人を蹂躙する快楽ってわけや。まぁこの場合は人やのうて波なわけやが。どちらも一方的な投影をその志向性とするわけやから、畢竟、物理現象にしか過ぎんないじゃん?そうなるともう人も波も同じものに過ぎんわ。どっちも、乗るもんだけにな!ひゃひゃ!最高にアートだぜぇ!ロックだぜ!!ゲインズバラやらドラクロワみたいな激情の波乗り具合…おまえらにも見せてやりたかったな!!あの波乗りみたら、もう我先に我先にといった様子で女の子が人外の絶頂を迎えながら、俺のロックなブログに、俺の亀頭冠を暗示する象徴に、魔女ッ子もののエロゲーにおける触手の勢いでムシャぶりついてくるぜ。ああ、困ったな。困った。想像したら、困った。
 まぁ、サーフィンの後は、モテやな。モテモテちゅう寸法や。モテた!言葉を発するのも厭わしいほどに寡黙なポーカーフェイスで、いかにも幼少時のトラウマにより他者に自身を投影することに怯え自身のトラウマの代償を自身の内面ではなくセカイに求め始める悲劇を味わいながら、体中が淫水焼けしてきた俺という実存やからな。真っ黒に皮膚が淫水焼けしとるわけや。気が付くと中肉中背やったし。前鋸筋とか発達しすぎてチンポ状になりつつあるな。まぁ、諸君らモヤシみたいな体の人間にはわからん話やろうけども。
 肉体全部がチンポ状の造型に進化しつつあるような感慨に耽りながら、ビバ☆ロックを聴きながらモテようと思って、ゲームセンターに行ったんやね。そしたらオレンジレンジとか、明らかに聴いて無さそうなキンモい、バンダナ付けたオタがおるわけなんや。それが一つの筐体に集まっとるわけ。そんでなんやろうな?と思って近寄ったら、変なこと話しとるわけ。「秋葉の画面端固めは卑怯なりよ〜」「レンのめくりだってすんごくいやらしいでござる。J下強とか反則でおじゃる!」「垂直J前慣性JBめくりからの非ノックバックを利用したn択はリアクト勢はアプリオリ的に使用しているよね。ただ、その方法論は空投げに弱質な有微が根拠するので、むしろ相手ダウン後の垂直J前慣性JBを早却に入出力後すかして下段が最も実行可能であるという意味合いにおいて有効だと断定できる。」やらね、俺は全然わからんのやけど、キンモい専門用語使っとるわけや。言葉なんか、この世から無くなれ!って思ったのは久方振りやったな。なんやっけ?メルティ……セックス?だっけか。ああいうオタクみたいなもんをゲーセンに持ち出さんで欲しいわ。頼むから。あ、やべ、そろそろ時間やな。外見的には幼形成熟童女趣味的な劣情を助長するだけの顔面やらウエストを持ちながらも、その身体的特徴からはありえないほどの隆起をした乳房と臀部を持った女が、俺に飛び掛ってくる時間や。すまへんなぁ。ほんま。そんじゃ、また明日!汚らしいオタクどもは、せいぜい、エロゲーとかいう自己愛の投影行為に埋没して、自分自身の鏡像に射精でもしとればええんや!(突然に声を低くしながら)…もっとも…それゆうたら全ての性行為はそうなってしまうんやけどな…人間に精神が有る以上は…。神様は…どうして人の上にこのような残酷をなさるんやろうな……どうして人間に……知性やら理性やらを…与えたんやろうな…知恵が性を玩弄する…。絶望も出来ず、救われもせず…神による聖別を求め…苦しんで、苛まれ……這いずり、のたうち回って、世界を反吐の吐かれる高さでいざり…誰にも顧みられることなく自虐の炎に焼かれ…いつ明けるとも知れない夜の世界で、独りぼっち………だからこそ…俺は……俺は……そのカルマに打ち勝つ!……中出しや……膣内射精や………見とれやホンマに…貴様らの近視眼的な小市民性を……現代の人間が持つ矮小な生物性で駆逐しきったるわ…ホンマ……(躁鬱病患者を思わせる笑顔と共に)ひゃひゃ!!さぁて、がっつりセックスするぜ、ホンマ!ビバ☆ロック!!

atom heart mother

 あの、タイトルはまったく意味があるわけじゃあなくて、暫定的なものです。
 本当は、もうちょっと書かないでいようと思っていたんですけど、ちょっと急ぎの用があって。携帯が切られてるみたいで、同じサークルのM先輩に全然連絡がつかない。それで、ちょっとここを使って連絡。どうやらネットにはいるようですから。明日のお昼、近所のうどん屋にサークルの先輩(映画の専門に行ってる人だと言えばわかると思います)がいらっしゃるそうです。それで、お迎え及び、一緒にうどんを食べましょうと言う連絡でした。ということで、もし来ていただけるのなら明日には携帯を使える状態にしておいてください。よろしくお願いします。

 電車男を久しぶりに観たらオープニングがカットされて萎えました。あれが楽しみの8割だったのに。ねらーの背後に虫姫様のポスターが張ってあって、失礼な話だと思いました。ねらーを消費することだけに終始してくれればいいのに。全然かっこわるいですよ!全然、虫姫様の弾幕美はそういった要素では無いと僕は思っていますよ。もっともっと高邁な、気高い実存なんです!しかし、ねらーも上手く社会的に消化されたもんですねぇ。

ハチミツ

 あ〜、やっぱり、長文過ぎましたね。昨日は。長くなりすぎていかんというか、僕の文章力がないせいで長くなってしまうというか…。というか、テンションを維持していくのがしんどいんですよね〜。今日とか、もうほんとどうしようもないくらいダルダルだし。僕、気分に左右されやすい性質で我ながら困ったものだと思います。kagamiさん、数々のトラックバックありがとうございました。今までトラックバックってしてもらったことが無くて、本当にうれしかったです。「カーニバル」と来たらバフチンドストエフスキーがすぐに出て来るのは、凄いなぁ。と感心しきりで、楽しく拝見させて頂きました。昨日のはあくまでもネタなので、そういう風に捉えてもらったほうがありがたいです。なんであそこまでやったかっていうと、さっさと、短い文章で更新できるような環境を作りたかったからなんです。これから、最近やってたような更新してたら、現実生活で生きていけそうになかったもので…。一度無理やり踏ん切りをつけようと。かなり無茶苦茶なこと書いたんで、たぶんネタだと判断してもらえたと思うんですけど……気分を害された方がいましたら、ごめんなさいね。変な悪意とか害意はないので。